2.波乱っていうの | ||
最初は健全に 「野球の話できる人募集します。誰でもいいのでメールしませんか?」 みたいな、健気というか、嵐の前の静けさというか、 これからグランドラインに入るという割には波が穏やかというか 先のグランドラインが荒れすぎだったっつー話が始まるんですが 最初にメールをしたのは24歳女性。 このときボク、15歳。 この段階で食ってたらまた違った世界も見えただろうに(後日談) ホント今の段階だからボロクソ言えるけど、この頃は ウブ だったから。きゃぁー、きもいー、東京湾しずめたろかー。 でも、この頃は楽しかったよ。 すっげー他愛も無い話して、相談に乗ってくれたりして、 お互い本名明かしちゃったりして、 でも、相手はネカマだったりして アレは忘れもしないよ。 だってね、すっごい優しいお姉さんだと思ってたのにね、 パソコン壊れたからってね、ケータイからメールがきてね、 差出人にね、 「一郎」 って書いてあってね。涙が止まらなくってね・・・ | ||