真夜中の情事
+まえがき+


この話は、大切な人との思い出を描いたものです。


サブテーマとしては童貞の四苦八苦っぷりです。


今後の日本の参考文献になると良いと思いません。



+1+



久々に異性と抱き合っている。。

(言い方がエキゾチック)




「なんか、落ち着くなぁ」


「うん・・・でも、体勢がなぁ」




そういうと彼女は背を向けた。


「・・・ぎゅってして?」






かわい〜ぃ!



欲し〜ぃ!欲し〜ぃ!タモさんストラップ欲し〜ぃ!


みたいに、いいともの観客ばりに


テンションがぎゅんぎゅん上がっちゃいまして。



どうでもいいけど、かわいくない女子アナにもかわいい!って言うのは、


高島 彩アナばりにつ(圧力により省略)





「じゃぁ、今度はもっかいこっち向いて?」


彼女をこちらへ向かせ、再び対面の状態で抱き合う。


相手の顔が見れる分こっちの方が俺は好きだ。




そしてそのままベッドに横たわる。





「・・・そろそろ寝る?」


はやっ。まだ何もしてない。


でも、確かに俺は長旅で疲れてたし、相手も朝から法事で忙しかったのだ。



「明日出かけるし、寝よっか?」


寝るっていっても一緒のベッド。狭い。ドキドキ。


つーか、せめてキスはしたいなぁ・・・




「おやすみのちゅぅは?(笑)」


「するっていってたよね・・・ほっぺでいい?」



ダ メ




やだ!矢田!(亜希子ふぉ〜らむ!)ほっぺって。頬肉って。


何のために人間口唇ついてると思ってるの!授業で習わなかったの?


誰!乳首を吸うためとか言ってるの・・・




「口でもいいよ・・・?」


少し照れながら彼女はそう言った。


目を見つめて、少し時間を置いて


そっと・・・





そしてなぜか自然な流れでそのキスは深いものになっていた。



+2+



2日目の夜。最後の夜。


もうこの日を逃したら当分チャンスはない。




湿度も気温も低く、最高のコンディション。


「今日はなんか寝やすそうだね」





寝かすつもりはないぜ!!



脳内細胞全てがGO!サインを出してる。エキゾチックに。




そしてベッドの上で寄り添う眼鏡と女。


こんな説明書きじゃTSUTAYAでも売れ残る!(By 鉄拳)


そんなこんなで眼鏡の挑戦が始まるっっ!!







「眼鏡、邪魔じゃない・・・?」






1問目でドロップアウト。






とにかく邪魔物は排除し、いざ試合開始。


まずはやっぱりKISSから・・・



「なんか、昨日より上手になってない?」


「そっかなぁ??昨日初めてだったのに・・・」






まじで?でじま?まじでじこ!?(興奮中)


えー、なんか意外。だって昔彼氏いたんじゃないの?




「うぅん、いないよぉ?」






また一つ無垢な女の子が汚された。






いやいやいや、汚すつもりでしてるわけじゃないから。


「ケガス」じゃなくて「ヨゴス」だから。


それ同じだから。




正直驚いたけど、それはそれでいいってことで。


つーか、性的興奮しっぱなし。ドーパミン出っ放し。




「なんかもう気分やばくなってきちゃった」



「えぇ・・・?」



「ごめん。。」





・・・したい?







この一言きた!!声に出して読みたい日本語1位!!



上目遣いで「・・・したい?」だよ?


拙者、もうこの世に未練はありませぬ。切腹いたs





ません!ここで死ねません。オリンピックは棄権できません。


一世一代のチャンスに望む男一人と息子一匹。





「やっぱしたい、かなぁ?やだ?」



「やだっていったらどぉするぅ?」






まったくいじらしいんだから☆


わかってるでしょ?キミならわかってるでしょ?


無理矢理犯すに決まってr




「やだっていったらやらんさぁ」






うわぁ、何この好印象与えちゃうぞキャンペーン。YahooBBもビックリ。


でも、俺結構そういうの気使うから。相手尊重するから。


尊重して尊重して・・・ヤるから「あたしは・・・いいよ?」


じゃぁ、触っていい?





手早っ。マッハ。まさにマッハ。大麻。


こっからが俺の真骨頂。



2分後「脱がしてもいい?」


4分後「下・・・触ってもいい?」


7分後「下も脱がしちゃっていい?」





あれよあれよと、相手をハダカにさせちゃいました。


やべぇ、超カワイイ・・・


あっ、ちなみに俺も同時進行で脱いd(キモい想像が出来るので省略)





そして彼女のアレは、とても濡れていた。





指を動かすたびに、クチュッと湿った音が部屋に響き渡る。


これほどの濡れ具合、一人エッチ経験してないとあり得ない。


しかし相手は清純田舎っ子。KISSもしたことないような子だ。


でもしてるのかなぁ、どうなのかなぁ、指とか入れてるのかなぁ


と、好奇心は膨らむ一方。もうぶっちゃけ聞いちゃえと。




「あのさぁ・・・一人でしたりとかってする?」



「・・・うん。たまに、ね。」





やっててよかったくもん式!!(やってません)


また一つこうしてトリビアが生まれた。金の種贈呈!!



だがここで予想だにしない展開が。


愛撫しているのに、そんなに気持ち良さそうなそぶりをしないのだ。


俺がノーテクなのか、彼女が不感症なのか・・・




「気持ちよくない?」



「気持ちいいけど・・・今日は気分がそんなに・・・」






ホントごめんなさい。


男は自分勝手な生き物です。本能の赴くまま行動してます。


なんか少し申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。


そして俺はこう言った、





「じゃぁ、今度はそっちがして」





うん、ホントごめんなさい。



+3+




「あたしからすんの!?・・・何すればいい?」




ふぇら ふぇら ふぇら ふぇら ふぇら

ふぇら ふぇら ふぇら デヴィ ふぇら

ふぇら ふぇら ふぇら ふぇら ふぇら




お口でしてほしくてしょうがないボク。


知る人とぞ知る大のフェラ好きのボク。


そんなことを考えるとまた膨らむボク。





しかし、世の中にはモノの順序がある。



カップラーメンでいきなり液体スープを入れる奴がいないように、


5歳児の趣味にロリコンビデオ鑑賞というのがないように、



フェラの前にもとりあえずいじって欲しい。


サスケはマスクを取って欲しい。






「じゃぁ、とりあえず触ってみて・・・?」





すると彼女は俺のミニmをまじまじと眺めた。


そして・・・




・・・おもしろーい!






え?



ちょっとまて。俺のブツは奇形か?


イナズマ型か?それとも折れ口つきストローか?


いや、普通だろ。ちょっと小さいだけで真っ直ぐ伸びているだろ。




・・・まぁ、初めてみるものだから仕方が無い。


男のモノっつーのはこんな感じなのだよ。


そして彼女は俺のを掴むと、ゆっくり手を動かした。




(んっ?おやっ?・・・なんか、この手つき、


めっちゃ気持ちいいぞ・・・)





彼女は目の前に見慣れないものを目にし、


さらにいじりかたが、まるで好奇心溢れる幼稚園児みたいな感じで・・・


くはーこんなの初めてだよ。なんかイイっ。。




「こんな感じぃ?」


「そうそう。気持ちいぃ・・・」


「良かったぁ☆」


「・・・じゃぁ、次は口でしてくれる?」


「えっ・・・うん」






もう最高!!超素直。田舎っ子万歳。マンセーマンセー。


彼女は少しオドオドしてはいたが、ゆっくりと口に含んでくれた・・・






・・・痛っ!!





チャームポイントの八重歯が思いっきり息子に当たった。


いててて・・・でも、初心者だから仕方ない。




「歯当たらないように・・・そうそう」



ぺちゃぺちゃ・・・



なんか口の温もりが伝わってくる。めっちゃいい感じ。


ほら、先のほうを、うん、そんな感じ、


もうちょっと舌使って、あっ、そうそう、あぁ・・・


って俺は何やらせてるんだろ。





軽く彼女の頭を撫でながら少し嫌悪感が沸いてきた。


でも、気持ちいい。もう、えぇじゃないか、えぇじゃないか。


そろそろ挿入えぇじゃないか。





「じゃぁ、そろそろ・・・」


「・・・うん」




ついに、童貞卒業の時がきた。



+4+


『SEX時にはコンドーム』




1+1=2になるように、


ダンディ坂野−ゲッツ!=0になるように、


最低でも俺の中では常識のように考えてたこと。




そして本日ついに封印が破られる。




いでよ!!



ゴム・・・



彼女は言った。



わざわざ持ってきたの?


「い、いや、友達に持たされてさ・・・」






嘘です。常時装備です。防御力+1、かっこよさ−20です。


たぶん彼女は(こいつ準備いいな)と思ったでしょう。


もうなんだかしくじったリーマン気分。減俸です。




そして、いそいそとコンドームをつける俺。





すっげーかっこ悪い




なんつーか着古したユニクロのヨレヨレのシャツで渋谷でた見たいな。


私立幼稚園並の短パンで新宿アルタ前散歩しにきたみたいな。


チャック全開でハチ公前待ち合わせみたいなっ!!(フィクションです)




もう、貧弱階級。どうしよもない醜態。


しかし、大事さは『かっこよさ<避妊』。我慢しなくては。


そして再びベッドへ舞い戻る。




「やっぱ痛いのかなぁ?」


「どうだろ・・・でも優しくするからな?」




シーツが汚れるといけないので、俺のタオルを敷く。


まさに準備万全。道は開かれた!!





「じゃぁ、いれるよ?」




・・・



・・・



・・・



あ、









入らない











よし、もう一度角度変えて





・・・



・・・



・・・







萎えちゃった










ちょっと、待て!待て待て待て!


STOP!レフェリーSTOPかけて!


話が違うよおっかさん。よくも騙したわね。


AVではあんなすんなり入るのに、どぉして。


青函トンネルは封鎖されたんですか?





「なんで入んないんだぁ??」


「場所は近いのに・・・なんでだろぉ・・・」








萎えた息子をもう一度奮い立たせ、再度挑戦!








そして失敗。






凹みました。素で凹みました。ボコみました。


男としてのプライドが音を立てて崩れ去ります。


悲しいかな俺の息子はそんな大きくない。


彼女の娘も小さいとは言え、濡れ具合は十分。


なのに、どうして、答えてちょ〜だい!(ピーコ)







「あたしが・・・上になってみる?」







ピッチャー打たれたぁ!!サヨナラー!!


もうとどめの一打。容赦を知らないお前はシウバか。


そして上に乗っけちゃいました。




夢の騎乗位がこんな形で実現するとは、思いたくもなかった。


その時の気持ちを表すなら、トマトのヘタ。使い道なし。






この体位で再び挑戦するも



やっぱ入らず。






挙句の果てにコンドームちゃん、一人で脱皮。


剥き出しの奇跡。NOW ON SELL!!





・・・



もう、


実家に帰らせていただきます。


(その後に手コキで俺だけイキました。死にたい)




+あとがき+


こうして、結局16のうちに童貞卒業の夢は経たれました。


しかしこうした経験が男を強くします。


この子とはもう当分会うことはありません。


だって、これは、夢物語なんですから・・・



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